大阪府中央卸売市場 リサイクルへの転換挫折
〜受託業者 わずか3ヶ月で引き取り拒否〜
大阪府中央卸売市場(
では、なぜこういう事態に陥ってしまったのだろうか。
最大の理由は、中央卸売市場の認識の甘さだと考えられる。
さまざまな経過の中で生ごみ (市場から出される魚あら)
リサイクルを目指した施設が2001年に造られスタートしたが、それは1次発酵までの設備であり堆肥化のための2次処理は未計画のままであった。堆肥化できないため引き取り先がなく、1次発酵物をそのまま
それが何年も放置されていたために、マスコミには叩かれるし、各地の市民団体からは問題視されるし、
(生ごみリサイクル施設) 最後は府議会で追求され、遂に、重い腰を上げざるを得なかったのだ。
そもそも入札時には、入札業者に対して委託対象物の組成や業務の内容を詳しく説明するはずであるし、加えて、極端に低い金額を提示する業者に関しては、問題がないか入念にチェックして問題がないことを確認してから契約締結をするものである。また、入札に参加してくる業者については、企業規模、業務の受託実績等を十分吟味するものだ。どこに不手際があったか現段階では明らかでないが、いずれにしても今回のような事態を招いたのである。桁違いに低い受託料を提示した業者に落札させた中央卸売市場側に落ち度があったように思われる。
このため、7月以降、1次発酵物は、またまた
(文責 山下) (出てきた1次発酵物)