大阪ごみを考える通信 02' No4より
 「消費者のためのコンビニ環境学入門」より           
 

  コンビニの環境改善を考える学生の会という会が昨年、「消費者のためのコンビニ環境学入門」という
報告書を出版しました。
 
 同報告書より、割り箸の現状の箇所を整理しましたので、紹介します。



  現在日本で消費される割り箸は、年間250億膳といわれる。

  これに必要な原木の数は約240万本

  国内で消費される割り箸の90%以上が中国からの輸入。
  それ以外には、インドネシアからの輸入や国産

  安い外国産に押されて国内の割り箸は衰退の一途

  コンビニでの割り箸使用量は一店舗一日の使用量と店舗数から換算して
  年間40億6千万膳  日本全体の使用量の16%

  コスト削減と資源節約のため、数年前からお弁当への割り箸の添付をやめる
  チェーンがでてきた。
  セブンイレブンの例では、手渡しに変えたことで割り箸配布量が12%減

  消費量削減とともに国産の間伐材を使用することも意義がある

  

  この報告書は、コンビニの普及経過や現状、環境負荷と対策等を幅広く取り上げています。
  
  その他、割り箸の情報は ・・・ リンク集へ

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