京都市ごみ減量推進会議 リユースびん検討チームは、
平成14年7月からリユースびんを回収する酒販店のマップつくりに取り組みを始め、
10月現在で京都市内の酒販店123店の参加申し込みを受けました。
リユースびんの回収拠点となるお店を消費者に情報提供することでリユースびんが
行政回収に混入しカレット化される事態を少しでも防ぐことがねらい。
参加する酒販店にとって客数が増えるメリットも期待できるでしょう。
地図の完成は平成15年春頃の予定。
〜 リユースびん検討チームが酒販店に配布した「回収拠点マップ作成協力のお願い」 から 〜
空容器回収を買った店舗に返すといった、かつては当たり前であったびん回収のシステムが様々な要因で崩れ、
一升びん・ビールびんさえも行政回収の缶やペットボトルの中に混入している状況となっています。
このような形で回収されたびんは、多くのエネルギーを費やして再利用されるか、そのまま埋め立て処分されています。
このような現状から私どもは京都市ごみ減量推進会議 全市キャンペーン事業の一つとして、従来より酒販店の皆さまが
日常業務の一つとして取組んでこられたリユースびん回収を、広く市民の方々に知っていただくために、回収拠点のマップ
を作成することに致しました。
回収拠点マップによって現状を見直し、あるべき姿としてリユースびんの流通が市民の意識を変えるきっかけになるよう
さまざまな機会で活用したいと考えています。
なお今回京都市内酒販組合理事会での合意内容は以下の3点となっています。
1.回収するびんは、一升びんととビールびんに限定する。
2.拠点としての参加は、各店の意思に任せる。
3.今後、容器包装リサイクル法の見直し、改正にむけて共に力を合わせる。
以上、私どもの回収拠点マップ作成の趣旨をご理解いただき、ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。